Gallery
ギャラリー
柳屋奉善の歴史資料をご紹介します

The Origin
柳屋奉善の原点
右側に立っている人物が、
柳屋奉善の十三代目・岡 芳松(おか よしまつ)です。 明治の面影を残す店先に、舶来の実用自転車と、「菓子司」と書かれた人力運搬車が並びます。 人の脚で運ばれていた菓子が、やがて広く世へ届く時代への転換を物語る一枚です。




現在の店舗入口です。
近代建築の中に、歴史が静かに息づき、店先の竹と草花が、日本の美意識をさりげなく映し出しています。
店内に入ると、旭日をイメージした「紅殻色(べんがらいろ)」の壁に、数々の歴史的看板や賞状を展示しております。




Historical Materials
「謙受益」
三井松坂家七代当主・三井高敏による自筆の書です。
「謙受益」―けんはえきをうく―
謙虚な者にこそ、真の利益がもたらされる、という意味が込められています。

資料「勢州松阪持丸長者鏡」
こちらは、江戸時代の勢州松阪における長者番付表です。
赤丸で囲った箇所に、先代の柳屋善右衛門の名前が記され、日ノ町と書かれていることから、近江日野から蒲生氏郷とともにやって来たという事がうかがえます。

明治期に制作されたとされる、「老伴」に関する記述です。東漢時代の「飛鴻延年」という瓦紋様を象った「古瓦」という菓子を、三井松阪家7代目当主「三井高敏」が「老伴」と名付けたという事が記されています。

1960年(昭和35年)、皇孫殿下(現在の天皇陛下)の御誕生を記念して、開催された全国銘菓品評会の記録です。
光栄にも、当社の桐葉山(きりのはやま)が「全国最高賞」を受賞させていただきました。

明治43年(1910年)、皇太子殿下の三重県行啓に際し、「老伴」を御買上となった記録です。本書は三重県知事・有田義資より岡惠へ宛てられた公式文書であり、皇室との関わりを示す貴重な資料です。





当時使用されていた菓子器です。「御菓子所」「松阪中町」の表記から、柳屋奉善が地域の中心に店を構え、格式ある菓子舗として広く認知されていたことがうかがえます。意匠や色彩に至るまで、当時の美意識と品格が息づいており、老伴が単なる菓子ではなく、文化として扱われていたことを物語っています。
店舗内にも歴史的な資料等ございますので、お越しの際は是非ご覧ください。
